子どもも、お年寄りも、手が不自由な人も、手がかじかんで細かい操作ができなくて寒空の下こごえていた短いスカートを履いたGALも、こんなにくそでかい持ち手があればいくらなんでも服のチャックはしめられるでしょう!?
握りやすさを最重要視!世界一しめやすいチャックここにあり!
夜の横浜で、上着のチャックをしめようとしても、手がかじかんでなかなかしめられない人がいました。そこで、手がかじかんでもチャックがしめられるようなチャックを作りたいと思い、制作してみました。
Fusion360での作業にも結構慣れてきた感じがします。今回は特に拘束を上手に使うことを意識したかったので、穴の位置を合わせるのに拘束を使おうとしたのですが、うまくできず…結局スケッチ寸法で事足りてしまいました。拘束を上手に扱う道のりはまだまだ長いみたいです…
片手でぎゅっと握れるちょうどいい大きさにすることができました。たとえ手を広げるのが困難でも、リング状になっているので、手を広げなくても軽い力でチャックを上げることができます。
しかし一つ問題がありました。チャックをあげるのに問題はなかったのですが、下げるのが難しかったです。そこで私は考えました。上げた服のチャックを再び下げるとき、それすなわち体が温まって手がかじかまないようになった時ではないだろうか、と。手がかじかんでチャックを上げられなかったあの人はきっとこの「くそでかチャック」を気に入ってくれるのではないでしょうか!